なんとデジモンも15周年という垣根を越えて非常に年代層を超えて持ちこたえているコンテンツの1つだと思います。
初代デジモンから様々な姿に変わっていきましたが、昨今の近代化はデジモンにとっては追い風に見える一方。最近ではポケモンや妖怪ウォッチなどの影に隠れがち・・・と思いきやまたデジモンで新しいゲームが発表されるという話を聞きました。
実際今回のゲームはかなり異端という訳でもなくこっちはデジモンストーリーを中心にした話なのかデジモンゲームを主体にした育成ゲームなのかという部分でかなり大きく分かれそうなんですが、アニメと同時というクロスメディア販売という中々にすごい事になっている感じは否めません。
しかし、その裏で非常に嫌な予感がする商品が発表されています。
■ 『デジモンユニバース アプリモンスターズ』は、2016年秋より放映開始らしい。
確かに放映開始されるスピードが早く非常に楽しみなデジモンユニバース。一方で、デジモンの製品版と共に先駆けて展開されるサイバーアリーナにこんな説明がありました。
『サイバーアリーナ(仮)』では、ゲーム内で手に入るアプモンに加え、バンダイが発売する『アプモンチップ』を使ってゲーム内にアプモンをアプリアライズし、白熱のバトルを楽しめる
・・・ん?アプモンチップって何?
そうなんです。まさかの妖怪ウォッチ商法での展開でした。アプモンチップというのは、テレビ版の中で主人公が使う”アプリドライヴ”で使うチップみたいなものですね。昔でいうとデジヴァイスとかに使うカードみたいなのと同じなのであまり違和感がありません。
違和感が無いというのが既におかしい気もするんですが。まぁ、d-arkからのカードスラッシュとかもありますからこの点は別に大丈夫な気もします。
デジモンアドベンチャー tri. Complete Selection Animation デジヴァイス
一方で、今回のアプモンチップは言わば遊ぶという選択肢が読み込むしか無いという非常に怖い商品になんですよね。別に眺めてウフフ・・・という楽しみ方が出来る人ならまぁ良いんですが、どうせ弱いチップはソフマップとか中古売り場で大量に余るのは目に見えているでしょう。
なんかこういう商法は最近当たり前になってきていますが、QRコードを読み取るのが最近作業化してきてなんだかなぁというイメージもあります。商品自体も中々に高いのでかぶったときの悲しさといえばもう最悪!って感じですよね。でもそういうものだから仕方がないのです。
【玩具(2/4)】今週のアプモンは「ドカモン」
— デジモンU アプリモンスターズ公式 (@appmon_official) 2016年8月19日
アクションゲームアプリのモンスターだ!B/W #アプモン pic.twitter.com/84gQ2ZczST
一方で値段はどれくらいなのかというと2枚で259円という価格になっています。一方で妖怪メダルは2枚で240円と中々に拮抗した価格競争になりそうですが、妖怪ウォッチの二番煎じと言わんばかりの調整になっていると言われればそれまで。
チップの存在など非常に似ていますけど、この点は収集癖のある人にはたまらない商品かもしれませんね。全部集める自身は私にはありません・・・。
■商品名:アプモンチップ ver.1.0 目覚めよ!アプリ生命体!
■希望小売価格:259円・税8%込/240円・税抜
■発売日:2016年10月上旬
■対象年齢:6歳以上
■本体サイズ:W38mm×H38mm
■電池:不要
■セット内容:1袋2枚入り ※全28種
■販売ルート:全国の玩具店、百貨店、家電・量販店の玩具売り場、インターネット通販など
■ デジモン系のゲームは結構面白いオフラインゲー。
実際デジモンのゲームというと実際はオフラインがメインのように思える昨今では珍しいゲームの1つだと思います。普通オンライン対戦などを盛り込むのが普通なのですが、こういったバランスがまったく取れないのはサイバースルゥースで証明してくれました(笑)
デジモンストーリーは言わばRPGのように進むゲーム。デジモンを進化・退化させて自分の好きな技などを習得させると言うまさにやりこみげーという印象が強いゲームです。
独特の世界観。まぁ、コイツ出てくるよねというお決まりの展開。最終的に悪魔と戦えるエンドコンテンツなどなど普通に1週する間は中々に面白い良ゲーでした。特にたまに胸糞悪いストーリーも多々あるんですが、これはプレイしてからのお楽しみと言うことで・・・。所謂解決したように見えて敵が黒すぎて云々という闇の世界観の一面も持っていました。
因みに王道のストーリーの場合ではロストエボリューションの方が面白いのですが・・・こっちは化石堀と言う苦行があるからなぁ・・・。
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因みにストーリーも結構怖い部分が多かったりしますけど、この部分はデジモンストーリーでは珍しい部類でした。しかしモンスターの少なさとか結局はウンチゲーとかそういう面はクソゲーといわれても仕方が無い。まさにクソゲーなだけに。
ただのコナンゲーではなく金田一ゲーに近い謎もあったり面白い作品の1つです。
一方でデジモンアドベンチャー系のゲームは、ネクストオーダーのような初代の携帯型デジモンを踏襲したつくりになっているゲームもあります。こっちは言わば寿命とかそういう概念を持ちつつも転生やデジモン本来の楽しみ方が出来るゲームでした。
最近は寿命と言う概念があまり無い様に思えますがこのゲームにはそんなシビアなシステムがついているのですがこれに関しては賛否両論あるかもしれません。
特にボスだ!と思う瞬間に寿命が・・・なんてこともあるし好きなデジモンに進化させるのも一苦労ですからね。本当に自由にさせてくれない分達成感は非常にあるゲームだと思います。
そんな良作ゲームの中で、次はデジモンユニバースが発売されますがとりあえずクロスウォーズには無かった進化の概念が戻っていればそれでいい気がします。数値化された強さよりも進化で強さが変わるシステムは本当に良かったですし、段階を踏んでいるという暗黙の了解を感じさせる部分は非常に好きでした。
特に筆者らの世代でのゲームはもっぱら進化があるから面白かったという人は多いはず。今回のデジモンもそんなゲームであったら良いなぁ・・・と思います。お願いですからチップで進化とかそういうのだけはやめてください・・・。