ただの感想になってしまいますが、最近のドラクエの新作で非常に大変な問題が起きてしまいました。
というのもモンスターの削除が主な原因になっているようです。
なんだかんだでAMAZONのレビューでは炎上し、モンスターが少ない!という部分で酷評をされているゲームらしいのです。
まぁ、確かにモンスターが減ると言うのは別にそこまでおかしい話ではありません。ルビサファだって一時期減ったし。
ただ、今回はジョーカー最大数のモンスター!という売り文句も怪しく・・・前作のイルルカは800種類だったものが近作では500種類以上という言葉で若干怪しい気がしましたし何というか悪い予感は的中してしまったのです。
実際このDMQJ3では、ゲームの根本を変えていくという意味でライドシステムが搭載されています。しかしこのライドシステムの影響なのかゲームの中では乗れるモンスターに限定している感じの製作になっているのか非常に困惑せざるを得ない状況になってるわけですよね。
で、今回の話題はモンスター数を減らすこと。
昨今のゲームではポケモンみたいに蓄積されるようなゲームが多い中でどうしても数が多すぎて対処できないというゲームも増えてくると思います。
それは一概に悪いという訳でもなくて数が増えるとその分需要が増えると思うんですが、近作のように数を減らすとどうなるのかという問題点を浮き彫りにしたゲームは多く、DQMJ3のその例外に漏れず酷評を受けてしまったのです。
じゃあDQMJ3はどうすれば良かったのでしょうか。答えは言わなくても分かってしまいますが・・・。
もちろんネガキャンだけではブログでも怒られてしまうのでちょっとだけ良い点も上げたいと思います。
普通に良い点もありましたし。
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■ ライドシステムで消えたモンスターたち。
一番近作のジョーカーでひどかったのはモンスターの削除でした。様々なところで言われていたのはボスモンスターの削除等に加えてライドのシステムによって数が減らされたことにあります。
こういったライドシステムには、人を乗せないと駄目なのでというよりモーション上の都合によって消されたのだとしてもボスが消えるというのはなんというか悲しいものでしょう。
バラモスはゾンビで出てきますが、本体は出ないのかもしれません。
ちゃんとwikiとか見てないのであれですが大分数は減って見たいですしタマゴロンになってたら悲しいですよね。というかタマゴロンって、金銀のダメタマゴか(笑)
ドラゴンクエスト ソフビモンスター008 バラモス |
実際にモンスターズの中心は今まで苦汁を飲まされていたボスを仲間に出来るという夢の競演がメインだったと思っていた私には非常に大問題でしたが、このライドシステムは置いといて肝心のモンスターの数が減ったこと問題に関して問うべきだと思ってます。
最近の3DSゲームはライドなどの今までの操作方法とは違うものを用意することでマンネリを取ろうという動きが見えてきました。
例えばポケットモンスターでは、ルビーサファイアのリメイクで大空を飛ぶというシステムを導入し、限定的なモンスターではあるものの空を飛んで移動するという事を可能にしたのです。今までのポケモンは簡易的な空を飛ぶでポッポとルギアが同列の大きさで書かれているという質素なものでしたが、なんだかんだで成功した部類です。
ラティアスにも乗れるんだからまぁいいよね(意味深)
ただ、これが大空を飛ぶというのを名目にモンスターが減らされたらどうでしょうか。
例えばORASの世界観なのでピジョットやムクホークは近作出ないことに!なんてしたら批判が沸くわけです。そのポケモンが好きなのに出ないとは何事だ!と言われても仕方が無いんですよね。
これは実例があって、ポケモン不思議のダンジョンではマグナゲートという新作が発表されたときに思い切って3Dに方向展開したせいかモンスターの種類が少なく仲間に出来ないポケモンもクソゲー扱いされていた時期もあります。
というように案外モンスター数が減ると酷評が増えるのです。
いくらキャラがかわいくでもモンスターが減るとうーんと思うのはどこも同じなんですよね。
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それはモンスターを集め戦うという点をメインにしているのでそういった感想が出てくるのでしょう。
かなしい話ですが、やっぱりそういう問題は起きてしまうのです。
というように、ライドシステムを利用したシステムのせいでモンスターが減るのはやっぱりまずいのではないかというのが私の意見です。
もうバイクとかに乗るんだからいいじゃないですか。FF15っぽいし。
■ 色違いに関しては良いのですが・・・。
なので、色違いに関しても若干の残念感が残りつつも色違いでパーティを組めるというのは非常にうれしいことです。
今までのドラクエではこういったパーティを組むのは非常に難しかったり、対戦では同じモンスターを対戦で使えなかった気がするのでこの点は非常に評価点だった気がします。しかし、問題はその水増し量でしょうか。
色違いが出来るというのに、色が違うモンスターを投入するというのは他のゲームを見ててもそうはありません。妖怪ウォッチでも数種類はありますが、ゴーレムとか多すぎませんか?という話です。
またモンスターのステータスを999以上にする(今では999がMAXじゃないですよね・・・)という自己満足も出来ないのが現状で、対戦ツールとしても非常にバランスを取るのもスキルの引継ぎとかでコイツだけにしか出来ないもの!というのがどんどん淘汰されていくのが目に見えて分かってしまいます。
■ ユーザーの良ゲーラインがあがりすぎている?
やっぱり思うのは、ゲームを作るうえでの作業とユーザーの手間が全くつりあっていないことが問題だと思います。FF15でも確か1000万本占いと採算が取れないとか聞きましたがそんな事が出来るゲーム企業なんてほとんどありません。
なので、今回のように仕様でも数が減るゲームは今後地盤がないときつい企業も出てくるのではないでしょうかというのが私の考えだったりします。
だって、これからナンバリングが増えて新しいハードが来ると数千種類のモンスターを作り直さないといけない・・・。
という労力がかなりきついものだと思ってます。
かといいつつも、質を落とせばクソゲー扱いされますし、なんともいえませんね。
■ 世界観的なものは良かった。
ただ、走り回るというか世界観を堪能するという部分では結構良かったと思います。今までのドラクエモンスターズではそういうのはあまり無くて、ただ走るだけのマンネリが払えたのは非常に良かったと思います。
もう少しバイク早くてもいいかなーとか思ったんですが・・・。
ただ、モンスターの種類が少なくなったというのは今後のゲームのあり方を考えさせられる結果だと思いました。新システムの為に種類を減らすのか、それともただ水増しを繰り返すだけでいいのか。
ポケモンだって、妖怪ウォッチだって対戦ツールといえども使われるモンスターはほとんど似通ってきて最終的には入り乱れるなんて事は本当に起きません。という意味では削除されてもいいのかという疑問に達しますがポケモンはメガシンカでその立場を逆転させてもいます。なんだかんだで上手かったのです。
一方で、ドラクエのほうではライドという冒険の方に力を入れて楽しみ等方面をオフラインに特化させたともいえます。
ただ、それは昨今の対戦ゲーやモンスター収集ゲーの本質である数多くのモンスターを出せずに終わったのが今回の酷評理由だったのでしょう。次回作ではモンスターが多めに出ることを信じたいですし、テリワンやイルルカはもうリメイクできないので過去作に 頼ることもできません。モンスターズ自体のシステムを解体するか、ジョーカーとしてやっていくかでモンスターズの将来性が決まるのかもしれませんね。
それではノシ
・ドラクエについての話題等。