という訳で、遂にネクロマンサーのロマンフォロワー【骸の王】を活躍させられるカードが登場しました。マナカーブ的には5と、最速で出したときのアドリブにも対応していて進化を基軸にしているフォロワーの一枚という感じとしても捉えることが出来ます。
ケリドウェン
クラス:ネクロマンサー
5コスト
進化前5/4
進化後 5/4
進化後:このバトル中に破壊された、コスト最大の自分のフォロワーをランダムに1体選択し、それと同名のフォロワーを場に出す。
実際の所今まで骸の王等のカードの存在はネタとして扱われる理由として【破壊されたときにリターンが無いから】
という理由がありました。
ウィッチでは超越によって大型を守ったり、ネクロマンサーでもデスタイラントなどの大型の速攻を出したりとフォロワーの中では一撃で沈める事を設定している一方で骸の王にはそれがあまり無いんですよね。
まぁ、疾走が付いてたりするとそれはそれで駄目なんですが言わば遊戯王でいう死者蘇生のようなもので、ネクロマンサーはコンボが前提のフォロワーがドンドン増えてきている感じはします。
ネクロマンサーは言わば大型のフォロワーを出してもジャイアントスレイヤーやツバキ等のカウンター等にかなり弱いイメージがありました。肝心のモルディカイの登場は遅くて、何気にウルズとのコンボでラストワードを使い回す様なデッキが多かったのですがケリドウェンも、その一枚に入るような爽快なデッキに生まれ変わるかもしれません。
■ 実際に骸の王コンボを決めるとどうなる?
因みに筆者は一時期骸の王にハマってました(笑)しかしながら、フォロワー・アミュレットを4体も犠牲にする事はかなり辛いものがあってロマンとしか言いようが無かったのも事実。
また進化枠を悪戯なネクロマンサーに割いたりするので、中々に辛いですが最速では、1ターン目集団埋葬地、2ターン目悪霊の饗宴からスケルトンファイターで一応最速2ターン目に出るかなぁという場面で出てくる大型骸の王なのですが、最速で出したとしたら相手は恐らく5ターン目辺りで大型の相手をする事に。
じゃあこの時に骸の王が処理されるなんて事は・・・と思いつつも実際は処理できる場面は多々あり、それこそネクロの深遠の誘いやロイヤルのツバキ。そして最近のアミュレットの強さの性で増えているエクスキューション等など・・・1ターンの動きを止めれるとは言えあまり良いリスクカードとも言えないのが現状ですね。
しかしながら、ここで更にケリドウェンの効果で盤面に出すと5・4打点に加えて8・8・が横に出る事になります。ココまで来ると理想論ではドラゴン等ではあまり対処できずそれこそツバキを進化させる位しか対処は無いのでツバキが出ないことを祈るしかなさそう・・・?(笑)
実際に後攻ドロー等を含めても手札に持って来れる可能性は多くて強いんですけどね。
■ 進化してからなので、採用するフォロワーも考える必要があるかも。
実際にこのバトル中に破壊された、コスト最大の自分のフォロワーをランダムに1体選択し、それと同名のフォロワーを場に出すというのはかなり恐怖で、コスト4~8までのフォロワーには疾走やラストワード系のフォロワーが多い一方で出したところでというフォロワーや進化しなければ意味が無いフォロワーが出る場合もあります。例えばコストが5の段階でケリドウェンが破壊されていた場合運が悪ければケリドウェン自体が出てくることも。
また、悪戯なネクロマンサーも進化で無いと弱いので4コストの時点で採用されるフォロワーがいる場合では最速の5ターンで進化させるのは中々に億劫になるかもしれません。
しかしながら最悪死者蘇生を打てる悪戯なネクロマンサーという立ち位置でも見ることが出来るので1・1×2のフォロワーを展開するか、墓地のカードを復活させるカードとしてみるかでおおよそのカード効果云々は大きく意外と後半で効果を発揮するタイプのフォロワーである事に変わりはありません。ミッドレンジ枠に近い感じで動くネクロマンサーには脅威的なカードかも?